膝の痛みは上半身をしっかりと観察する

 

 

膝が痛いと

膝に注意が行きますが

実際には

上半身がズレると

膝に負担がかかるので

上半身をしっかりみないといけません。

（そういった部分が低単価の保険治療では

カバーできない範囲になるのですが・・・）

 

 

例えば

猫背の人を想像してみましょう

 

そもそも骨盤が歪む姿勢は

そこに付く太ももの筋肉も

引っ張られて膝に負担をかけます。

詳しく伝えると

・筋肉

・重心

・可動域

の３点で考えみましょう

 

まずは筋肉

膝の動きに関係する筋肉は

ほぼ骨盤につきます

ということは

骨盤の位置が変わると

膝に影響するということです。

 

猫背の方は

骨盤が後ろに倒れた状態になる場合が多いです。

骨盤が倒れると

ふとももの前の筋肉が引っ張られます。

 

次は重心です

人間はピタッと立ったとしても

倒れないように重心を保っています。

その役目を

足首や膝、股関節といった関節でおこなっています。

上半身がまっすぐであれば

重心のズレはすくないですが

歪んでいれば重心はブレます。

その分足にかかる負担は増えるわけです。

 

最後に可動域です。

猫背の人を想像すると

背中が曲がるのと相対して

膝が前に出て曲がります。

格闘技やアスリート選手で

わざと膝の力を抜いて

膝を曲げているのではなく

上半身や骨盤の影響で

仕方なく

膝が曲がった場合

膝は曲がった状態で常に働きます。

そのまま生活していると

膝はどんどん曲がって固まります。

 

以上３つの角度から

上半身が膝に与える影響を考えてみました。

☑リハビリをしてもなかなか良くならない

☑骨に異常はないのに痛みが続く

☑膝周りに筋トレをして悪化した

そんな方は

上半身のことも考慮してみてください。

 

 

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