「痛い場所」と「原因の場所」は違う！！

 

 

 

本日も腰痛についての知識やアイディアをお伝えしていこうと思います。

 

 

先日当院に来られた患者さんについてです。

 

 

以前から腰痛はあったそうですが、さほど気にはせず、

普段は長くても２、３日で痛みが治まっていたそうです。

 

 

 

ですが今回は重い物を持ち上げた際に違和感を覚え、

その後左の腰からお尻にかけて激痛が出て来てしまい、

ほとんど動けなくなり仕事も休んでしまいました。

 

 

 

お電話で症状などを伺っている時に

 

 

 

「お風呂に入ると少し楽になる」

 

 

 

「右側を下にして寝ているとまだ楽で、それ以外の姿勢は痛い」

 

とのことでした。

 

 

お電話でここまで情報をもらえると、

何となくココが原因かな？

ココを重点的に見てみよう！

と思えるので事前の情報は大切です。

 

 

予測をしておくことで知識を調べて準備でき、

スムーズに施術に入れます。

 

 

 

今回のポイントは

 

 

『温めてマシ』

『右下で楽』

 

 

温めてマシということは、筋肉や血流に問題がありそうです。

 

右下で楽ということは、右側を圧迫しているといいので、

右の骨盤(仙腸関節)が緩んでる可能性があります。

 

 

まだ、見てない段階でここまで予測できると、院に来られたときに

 

『歩き方はどうかな？』

 

『体全体の歪みはどうかな？』

 

『座ってるときどんなクセがあるかな？』

 

という感じで動作を観察できます。

 

 

結果としてはこの方の痛みの原因となっていたのは、

 

 

右の足首でした！

 

 

右の足首の関節がズレていたので、右の骨盤が緩んでいたんですね。

 

 

人の体って不思議ですよね。

 

 

 

ですが事実として言えることは、

痛みの原因は痛いところにはないということです。

 

 

そこに問題が無い場合、

痛いところに湿布や電気、マッサージをしても治るわけないんです。

 

 

原因は別にありますから！

 

本日は以上でーす。

 

 

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では、本日はこの辺で失礼します。