座っているだけでひざには大きな負担が!
前回のブログで座っている時の姿勢について少し触れました。
今回は具体的に説明していきます。
人間の体には約200ものの骨があって、関節で繋がっています。
この骨と骨を動かすために筋肉が付いています。
当たり前かもしれませんが、
筋肉は骨と骨を繋いでいるので
筋肉が縮むことで骨が動きます。
筋肉はどこまでも伸びるわけではなく、
一定の長さで止まります。
猫背を例に出すと、
背中の筋肉が常に引っ張られたような状態です。
常に引っ張られた筋肉は疲労が蓄積されます。
劣化した輪ゴムのように、弾力がなくなってきてある日プチっと痛みます。
10代の間はある程度回復力があるので、寝ればリセットできていたものが、
20代、30代ごろから次第に回復力が低下していきます。
猫背の人は、猫背が楽に感じるはずですが、
気持ちの「楽」と、筋肉の「楽」は違います。
猫背で座っている時のひざがどうなっているかというと、
骨盤が後ろに倒れることに連動して太ももの前が引っ張られ、
太もものの筋肉が疲れてしまいます。
あなたはリラックスしているつもりかもしれませんが、
体は悲鳴を上げています。。。