骨の歪みがお顔をたるませる
どうしても職業柄、通勤の途中や買い物の時に、人の姿勢が気になります。
特に、20代や30代の女性の姿勢の崩れは心配になっています。
猫背や、肩の下がり、歩き方、О脚、X脚など、どれも気にならないなんて人は少ないですね。
そうなってしまっている原因の一つが『体力の低下』です。
運動不足によってカラダを支えるための筋肉が足りずに、姿勢を保っていられないという問題が、便利になった社会だからこそ起こります。
赤ちゃんは大体左右均等の顔の形をしていますが、大人になるにつれて生活習慣によって左右差が広がっていきます。
よく使う筋肉は引きあがりますが、使っていない筋肉がだるんと垂れ下がります。
もちろん、お顔だけでなく、体も同じで、お尻や胸など筋肉を使わないとどんどん下がっていきます。
このことは、筋肉と繋がっている骨にも影響が出ます。
骨は筋肉によって動いているので、筋肉の歪みは骨の歪みにもなります。
筋肉が歪むと、骨が歪み、骨が歪むと、筋肉も歪むという悪循環になります。
骨の歪みが強くなると、倒れないように体を緊張させるために、筋肉がさらに硬くなり、自律神経への影響も問題になってきます。
さらに発展すると、自律神経の乱れは、不眠、食欲不振、便秘、冷え症など内臓の問題にまで発展します。
まとめ
お顔の歪みが気になって、顔に何かしようとする方は多いですが、元は筋力不足などから来る体のゆがみに対応しての顔の歪みの可能性があるので、顔ばかりでなく、全身のバランスを気にかける必要があります。