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自律神経失調症の原因・症状・チェックリスト・ケア方法とは

自律神経失調症まとめて解説

自律神経失調症を治したいけど何が何なのかわからない。このように行き詰まってしまって困っていませんか?

原因を特定するために病院を何軒も通ったけど結局わからなかった場合は自律神経失調症という病気かもしれません。

私は自律神経専門院で働いていた知識を現在の鍼灸院で活かして、鍼灸と整体と栄養療法で自律神経失調症に対応しています。その中で得た自律神経失調症の原因と症状、セルフケア方法などについて詳しく解説します。

 

自律神経失調症の原因

自律神経失調症の原因|食生活の乱れ

生活習慣の乱れ

①食生活の乱れ

スーパーのお惣菜やコンビニ食が食事の中心になり、栄養不足が原因で心身の不調が現れることがあります。親元を離れ一人暮らしを始める、単身赴任、子どもが家を離れた、離婚をしたことをきっかけに食生活が乱れることがあります。

②睡眠不足

良質な睡眠はホルモンバランスを整えや脳や肉体の疲労回復に役立ちます。しかし、趣味に没頭、持ち帰り残業などで睡眠時間が短くなることで、自律神経失調症の原因になることがあります。

③環境的ストレス

生活環境は人それぞれ。安心できる家、好きな枕、好きな乗り物、決まった出勤時間と退勤時間など決まった生活環境があります。しかし、転勤や部署異動、紛失や事故、引越しを機に環境が変化することで自律神経失調症を引き起こすことがあります。

④心理的ストレス

心理的ストレスは対人関係にも含まれる内容がありますが、親族・友人・ペットの死、いじめ、パワハラ、喧嘩、暗いニュース、地震などの自然災害、詐欺など様々な出来事によって精神的ダメージを負うことで自律神経失調症を引き起こすことがあります。

 

対人関係の悪化

自律神経失調症|対人関係

人間のストレスはほとんどが対人関係だと言われています。大きく分けてプライベートと仕事の対人関係に分けられます。

①プレイベートの対人関係

親、親戚、友人、知人、恋人、家族、近所のママ友、習い事の仲間などプライベートの対人関係はたくさんあります。親、親戚といった親族関係は相続や介護などが原因で悪化して、長期的なストレスになることがあります。また恋人との喧嘩、ママ友との亀裂など、人間関係は一人でいるときも思い出し、未来の不安となって自律神経を見出してきます。

②仕事の対人関係

仕事の対人関係は、上司、同僚、部下、関係先、顧客が挙げられます。出世争いや部下の怠慢、上司とのイザコザなどによって、毎朝仕事に行くのが億劫、朝起きられない、職場に行くと頭痛がするなどこのような自律神経症状が現れる場合は対人的なストレスを考えたほうが良いかもしれません。

 

自律神経失調症の4つのタイプ

自律神経失調症|4つのタイプ

タイプは大きく分けて4つ、本態性型・神経症型・心身症型・抑うつ型に分けられます。自律神経失調症の4つのタイプを知ることで、生まれつき乱れやすいのか、心理的要因なのか、日常生活が原因なのか、原因不明の自律神経失調症が理解できるようになります。私自身、自律神経専門院で働いていた頃に学んだ、臨床のカウンセリングでも活用した役立つ内容です。

 

本態性型自律神経失調症

生まれつき自律神経の調整機能が乱れやすい体質の人に多くあります。虚弱体質、低血圧、立ちくらみをしやすい人などに見られるタイプです。体力に自信のない人も自律神経に変調をきたすことが多いと言えます。

 

神経症型自律神経失調症

心理的な要因、些細なことでも不定愁訴が現れやすいタイプです。自分の体の変調に敏感で気にする人に多く、体調を崩してしまいます。そのため精神状態によって症状の出かたが変わってきます。

 

心身症型自律神経失調症

自律神経失調症に最も多いタイプです。日常生活のストレスが原因のため、症状の現れ方も程度もさまざまです。真面目で責任感が強い性格に多く、仕事や人間関係などの日常的なストレスを溜め込むこと多いようです。喜怒哀楽の感情や疲労などのストレスを無理に抑えることにより自律神経に変調をきたします。

 

抑うつ型自律神経失調症

自律神経の乱れにより抑うつ症状が現れやすいタイプです。性格的にうつ状態になりやすいのは、几帳面、完全主義、執着心が強い傾向のある人です。慢性的なストレスの蓄積により、うつ状態の反応をきたすと、頭痛や腹痛、不眠、食欲不振、めまいなどの身体症状が現れます。

 

自律神経失調症の主な症状

自律神経失調症|症状

自律神経失調症の肉体的な症状

代表的な症状は、頭痛、食欲不振、皮膚炎、生理不順、肩こり、倦怠感、耳鳴り、めまいと挙げれば切がなく、自律神経症状には個人差があり千差万別です。

これらの自律神経症状は不定愁訴と呼ばれ、全身のありとあらゆる症状が現れます。

その他に、疲労感、微熱、体が火照る、不眠、起きるのが辛い、喉が詰まる、息苦しい、息切れ、動悸、圧迫感、立ちくらみ、 吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、便秘、下痢、ガスがたまる、インポテンツ、早漏、生理不順、外陰部のかゆみ、しびれ、冷え症、痛み、目の渇き、口の渇き味覚異常、関節のだるさ、多汗、汗が出ない、皮膚の乾燥、頻尿、残尿感尿が出にくいなど肉体的な症状が挙げられます。

 

自律神経失調症の精神的な症状

代表的な症状は、不安感、うつ症状、イライラです。その他に悲観的、無関心、集中力の低下、物忘れ、無気力、気持ちが落ち着かない、何事も癪に障る。普段でも体調が悪いときは憂鬱に気分になり、頭が痛い、食欲がないなどの心身の症状が出ます。

自律神経失調症の場合は視床下部にトラブルが起き、感情を司る大脳辺縁系や大脳皮質との伝達に支障が起こります。結果的に精神的な症状が起こります。

精神的な症状は抑うつ型自律神経失調症に多いため、落胆する前に一度、自律神経失調症を疑ってみましょう。

 

女性特有の自律神経症状

 

自律神経の働きと女性特有のホルモンとの間には密接な関係があります。自律神経の中枢は脳の視床下部にあり、ホルモン分泌の中枢もあります。これには女性も男性も変わりはありません。しかし女性は思春期の12歳前後から初潮を迎え、毎月の生理、妊娠、出産、授乳、閉経と女性ホルモンのリズムの変化が自律神経の働きに影響を与えます。自律神経は体の機能だけでなく、心も不安定になるため、自律神経症状を訴える女性が多いことが原因としてあげられます。

・生理不順

・ホルモンバランスの乱れ

・更年期障害(ホットフラッシュ・体の痛み)など

女性で更年期に差し掛かってくると、生物として少しずつ女性ホルモンの分泌が低下し、閉経に向かいます。
しかし自律神経が乱れてしまうことで、ホルモンバランスが崩れ、女性ホルモンバランスの乱れによる顔のほてりやのぼせ、不安感や意欲の低下、イライラなどの症状が起こります。これが更年期障害と呼ばれるものです。

 

自律神経失調症のサイン

自律神経失調症|サイン

自律神経は全身くまなく張り巡らされています。心や体に溜まったストレスを知性で抑え込んでいるうちに、失体感症や失感情症といった、体の疲れや痛みを感じなくなったり、ストレスをストレスと感じなくなったりと、心身の変調に無自覚になっていきます。

 

・なんとなく体がだるい

・気分がスッキリしない

・やる気が出ない

・SNSがしんどい

・悲観的な考え方になってしまう

 

自分のことは自分が一番わかっているはずですが、自分を見失ってしまうこともあるはずです。そのような場合はご両親や友人など信頼できる人間に相談し、客観的な意見も取り入れることも方法の一つです。頑張りすぎずときには立ち止まる。本来あるべきでない症状を感じた場合に放置をせず、根本的な対策を立てましょう。

 

自律神経は交感神経と副交感神経

自律神経失調症|交感神経と副交感神経

神経系は人間の意思によって動かすことのできる体性神経と、人間の意思でコントロールできない自律神経があります。自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、それぞれが生命を維持するために状況に応じて働いています。

交感神経

交感神経は家事や仕事やスポーツ活動する時に働く神経です。エネルギーを消費し、心臓の鼓動や血圧を高め、精神活動を活発にします。

副交感神経

副交感神経は睡眠中や休息、食事の時に働く神経です。肝臓や消化器官は働き、消化吸収、エネルギーを蓄えたり、睡眠や休息をとるときに優位に働きます。

 

自律神経失調症の対策方法

自律神経失調症|対策

アクティブに新しい体験や、行ったことのないところに出かけてみる

休養とはただ単に家の中で休むのではなく、新しい体験、新たな出会い、感じたことのない出来事このような心身にとってエネルギーとなる体験をすることが何よりも良い休養です。

夕方以降は照明を暗くする

人間は本能的に、日が落ちると副交感神経が高まり、活動状態から休息状態に向かいます。しかし、夜になっても眩しい光を放つ職場や、リビングの照明が昼光色(白色)や明るすぎると交感神経が働き、リラックスする時間がなくなります。そのためできる限り、夕方以降の自宅の明かりは電球色(オレンジ色)が望ましいです。脳に夕日や明かりの変化を認識させるようにしましょう。

 

食事の前にお風呂は済ましておく

食事をすると胃に血液が集まり、消化吸収をします。しかし、お風呂に入り体があたたまると、せっかく胃に集まった血液が手足の末端に流れます。消化不良のもとになり、睡眠に影響します。

ご飯よりも先にお風呂に入り、一時的に交感神経が高まり、お風呂から出て外気浴をしている間に、副交感神経優位になり、食事を行うことで、消化の良い食事をすることができます。

 

好きなアロマでリラックスする

アロマや香りは嗅神経から脳にダイレクトに刺激が来ます。あなたの好きな香りを纏うことも、ハンドクリームをつけることも脳や身体をリラックスさせる方法の一つです。

 

ストレッチや瞑想をする

最近ではマインドフルネスや、瞑想が流行っています。取り組むには難しさがあるのであれば、お風呂上がりや運動後の温まった筋肉をストレッチすることで、末端の筋肉に血液が流れ出し、疲労回復をしやすくなります。自律神経失調症はまずは疲労を溜め込まない工夫が大切です。

 

寝る前にテレビやスマホを見ない

光は脳を刺激します。ましてや脳が興奮するような情報ばかりみることで、なかなか寝付けない事も起こります。難しさを感じる場合は、スマホの照度を下げる、ナイトモードにしてオレンジ色の光に変更するなどの対策ができます。

 

食事は睡眠4時間前に済ましておく

食事をして3.4時間は消化吸収にエネルギーを使います。そのため、寝る4時間前に食事を済ましておかないと、寝ている間にも消化吸収にエネルギーを裂き、脳や体の修復時間に当てることはできません。睡眠時間は消化吸収が終わってからが始まりです。

 

ベッドに入ったら深呼吸を10回行う

呼吸が浅いと、寝付きも睡眠の深さにも影響を与えます。そのため、ベッドに入ったらゆっくりと深い呼吸を行い、副交感神経を高めましょう。

 

白米中心の食生活を心掛ける

GI値の高い食事は血糖値スパイクを引き起こし、自律神経が乱れやすくなります。まるで甘いものを食べたがる子供のようにイライラしたり、低血糖状態になり、頭痛や肩こり、冷え性などがひどくなることがあります。パンや麺はGI値が高いため、自律神経失調症でお悩みの方は症状が落ち着くまで控えることをおすすめします。

 

卵肉魚大豆などでたんぱく質をとる

もパンじゃなきゃだめなあなたは、タンパク質を意識しましょう。タンパク質と一緒に炭水化物を摂ると血糖値の上昇を抑えることができます。量より質です。ちくわ、かまぼこ、卵などの高タンパク質の食材がおすすめです。

食事は自分の好きなものを食べ、楽しむことが大切です。私も以前までは健康を意識しすぎて添加物や小麦粉、砂糖を避け、ジャンクフードやコンビニ、スーパーに売っている野菜や食材を食べられなくなりました。そうではなく食事の基本を守りながら好きなおかずを食べて食事を楽しむということが大切だと思います。

 

自律神経失調症の治療方法

自律神経失調症|治療方法

心理療法

精神的な問題が原因で自律神経失調症を発症した場合、その問題を追求したり、解決するのが心理療法です。心の問題に目を向けてストレスを取り除くことで抱えている自律神経症状である不安や緊張が解消していきます。ヒトは肉体と精神でバランスを保っています。心もバランスを取り戻すことで自律神経失調症の改善に繋がります。

薬物療法

苦痛を軽くして日常生活への支障を取り除くための手段として薬物療法があります。薬物療法を行う場合、自分の飲む薬を理解しながら、飲み続けるだけではなく、どのようなプロセスを経て自律神経失調症を改善していくのかまで理解する必要があります。主に処方されるお薬は抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・自律神経調整薬・βブロッカーなどです。

漢方療法

心身のリズムを回復させ、人間が本来持っている自然治癒力の働きを高める治療が漢方療法です。西洋医学は病気に対して治療を行います。漢方療法では病気なる体質、病気の成り立ち、栄養状態、ライフスタイルなど人に関するもの全てを考慮し自分に合った漢方薬を処方されます。

鍼灸治療

心身の不調が辛い場合は鍼灸療法がおすすめです。その理由は、東洋医学の観点から、病気を治すのではなく、自律神経失調症になりやすい体の状態を整えるため、鍼やお灸を使い、心地の良い刺激で自律神経のバランスを整えていきます。具体的には鍼灸師に自律神経失調症に至る経緯を話し、カウンセリングを行います。施術では気血水のバランスを鍼灸治療で整え、体の状態を整えていきます。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【自律神経失調症】心身の緊張を和らげる鍼灸治療とは

整体施術

整体は体の歪みを整えて、自己治癒力を高める施術です。精神的なストレスは思い当たらないが、肩こりや頭痛が慢性的に続いており、ある日突然、生活に支障の出るほど体調が悪くなった方は整体施術がオススメです。整体には色々な考え方があるので、ボキボキの整体、無痛整体、エネルギー療法など色々あるのでよく調べて整体を探しましょう。

栄養療法

過度な痩せ、過度なエネルギー消費、食欲不振による栄養不足で自律神経失調症を引き起こした方にオススメなのが栄養療法です。ブドウ糖不足による低血糖、過食による血糖値スパイク、タンパク質不足による、セロトニン、メラトニン、ドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質の合成ができないことで起こる心身の不調が主な原因です。栄養療法には食事療法や分子栄養療法など種類があります。

 

自律神経失調症のチェックリスト

自律神経失調症|チェック

自律神経失調症調査表(TMI:東邦大式医学指数)を基に簡易的なチェック表を作成しました。

自律神経症状と精神症状(簡易版)

  1. 耳鳴り
  2. 胸か心臓の苦しさ
  3. 胸か心臓の圧迫感
  4. 動悸がする
  5. 脈拍の異常
  6. 息苦しくなる
  7. 冷え症だと思う
  8. 食欲がない
  9. 吐き気がある
  10. 消化不良がある
  11. 空腹時の胃の痛み
  12. よく下痢をする
  13. よく便秘をする
  14. 肩や首がこる
  15. 足がだるい
  16. 腕がだるい
  17. 皮膚が非常に敏感
  18. 顔がひどく赤くなることがある
  19. 冬でもひどく汗をかく
  20. よくじんましんがでる
  21. よく頭痛がある
  22. 頭の重さを感じる
  23. 急に熱くなったり、冷たくなったりする
  24. めまいがある
  25. 意識が飛びそうになる
  26. 最近、気を失ったことがある
  27. しびれや痛みがある
  28. 手足がふるえる
  29. 汗が急に吹き出してくる
  30. 疲れてぐったりすることがある
  31. 夏になるとひどく体がだるい
  32. 仕事をすると疲れ切ってしまう
  33. 朝起きるといつも疲れ切っている
  34. ちょっと仕事をしただけで疲れる
  35. ご飯が食べられないほど疲れる
  36. 気候の変化によって体の調子が狂う
  37. 乗り物に酔いする
  38. 緊張しやすい
  39. 緊張で仕事に手が付かない
  40. 急いでいる時、混乱しがち
  41. ケアレスミスが多い
  42. いつも指図や命令をとりちがえる
  43. 見知らぬ人や場所が苦手
  44. そばに知った人がいないとオドオドする
  45. 決断ができない
  46. いつも相談相手がそばにいてほしい
  47. 人から気がきかないと思われてしまう
  48. 外食をするのが苦手
  49. 会合に出ても一人ぼっちの感じがして悲しい
  50. いつも不幸で憂うつな気分
  51. よく泣く
  52. いつもみじめで気が浮かない
  53. 人生に希望がない
  54. いっそ死んでしまいたいと思う
  55. いつもクヨクヨしてしまう
  56. 家族にもクヨクヨする人がいる
  57. ちょっとしたことでも気になる
  58. 人から神経質だと思われがち
  59. 家族に神経質な人がいる
  60. ひどい神経症(ノイローゼ)になったことがある
  61. 家族にひどい神経症になった人がいる
  62. 精神病院に入院したことがある
  63. 家族の誰かが精神病院に入院したことがある
  64. ひどいはにかみや神経過敏である
  65. 家族にひどいはにかみや神経過敏な人がいる
  66. 感情の起伏が激しいと言われる
  67. 人から批判されると怒りを覚える
  68. 人から気むずかしがり屋と思われている
  69. 人からいつも誤解されやすい
  70. 友人にも気を許さない性格だ
  71. すぐカーッとなったりイライラする
  72. 人から指図をされると腹がたつ
  73. 人から邪魔されてイライラしがち
  74. 自分のおもうようにならないとすぐカーッとなる
  75. ひどく腹をたてることがある
  76. 体が震えることがある
  77. いつも緊張してイライラしている
  78. 急な物音で飛び上がったり、震えたりする
  79. どなりつけられるとすくんでしまう
  80. 恐ろしい夢で目のさめることがよくある
  81. 何か恐ろしい考えがいつも頭に浮かんでくる
  82. よく何のわけもなく急におびえたりする
  83. 突然、冷や汗の出ることがある

詳しいチェックリストは「【精神状態まで分かる】自律神経失調症のチェックリスト」で解説しています。

 

 当院の自律神経失調症の施術

当院では鍼灸治療、整体施術、分子栄養療法で自律神経調整、内臓調整、循環調整、栄養面のサポートで自律神経失調症をサポートしています。薬で良くなっているのかわからない。何かを服用しないと不安で仕方がない。薬は苦手で、できれば飲みたくない。当院にはこのような自律神経失調症の患者様が多く来院されています。

自律神経失調症の鍼灸治療の施術の流れを説明します。
※鍼灸が苦手な方は整体で対応させていただきます。

問診&カウンセリングシートの記入

問診表とカウンセリングシートを記入後、自律神経失調症の経緯や症状について詳しくお話を伺います。具体的には症状を明確にするためいくつかの質問を行います。

 

・何か思い当たる原因

・いつごろから症状が出始めたのか

・どのような症状で悩んでいるのか

・何をすると症状が悪化するのか

・何をすると症状が緩和するのか など

 

状態をお聞きし、痛みの根本原因を予測していきます。一人では思いつかない原因が、問診からも予想することができます。一方的な問診ではなく伝えたい状態を伝えていただければ大丈夫です。一緒にお身体と向き合い、疑問に思うことは遠慮なくお聞きください。

 

検査

当院では東洋医学的な視点から、舌の状態、脈の状態、腹部の状態を確認し、血管から内臓までどのような緊張状態にあるのかを観察します。そして西洋医学的な観点からも、身体の歪み、左右差、筋肉の緊張、身体の動きを観察します。

内と外をチェックすることで身体の状態をより深く観察することができます。当院の施術は、検査で始まり、検査で終わります。やりっぱなしではなく、一緒にカラダの変化を気づいていくことに重きをおいています。

 

施術プランの説明

自律神経失調症を東洋医学の視点と西洋医学の視点から、状態や施術プランを説明します。お話の途中でも身体のことや、治療方針など積極的にご質問いただいて構いません。ご納得いただいた状態で施術を開始していきます。

 

施術

自律神経失調症の施術はなるべく刺激の少ない施術で行っていきます。具体的には無痛でソフトな内臓調整と頭蓋骨調整、全身の灸施術と部分的な鍼施術内臓の機能改善、筋肉の疲労回復、脳疲労改善が主な目的です。

 

施術後の状態説明

体の変化を実感したけどなぜ変化したのか、この状態を維持するためには何をすればいいのか日常生活の見直しポイント、養生方法をお伝えし、自律神経失調症がぶり返さないようにサポートを致します。「再発しない身体作り」をテーマに、あなたの自律神経失調症のセルフケア、身体の使い方・栄養指導を行います。

 

施術終了

施術と今後の生活習慣の見直しポイントを説明後、お会計をさせていただきます。次回の通院の必要がある場合はご予約の目安もお伝えさせていただきます。安心してご来院いただけるように、できる限りの対応をさせていただきます。ご不明な点等がある場合はお気軽にご相談下さい。

【患者様の声をGoogle Mapsの口コミで確認する】

 

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当院は自律神経失調症の患者様を、鍼灸や整体で体のサポートをしております。

自律神経失調症のつらさはもちろん、再発しないための改善プログラムをご用意しています。一刻も早く、症状をどうにかしたい。もしこのようにお悩みの場合は当院にご相談ください。自律神経専門院に勤めた鍼灸師が心身の状態を確認し、状態に合わせて施術をし、あなたに必要なセルフケア方法をお伝えします。

お体やお悩みの症状お気軽にご相談ください。

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