以前は、腰痛のときは安静にするのが一般的でしたが、最近では、慢性腰痛では適度な運動をしたほうが良いことがわかってきました。運動によって、筋の出力が上がり、関節や筋肉が柔らかくなるだけでなく、痛みを抑えるはたらきを活発にする効果もあると考えられているからです。
ただ、慢性腰痛の原因によっては気をつけなければならないこともあるので、運動を始める前に専門家に相談しましょう。
気を付けないといけない症状は、腰椎ヘルニア、すべり症、分離症などです。最近流行の、ヨガやピラティスなどの柔軟力や腹圧を高める運動を急に始めると症状を悪化させてしまう可能性があります。身体に関する専門的な知識をもつ方と行う事をおススメします。