数々の治療院で働き、知識を得た鍼灸師が、これから体質を変えて健康を取り戻したいあなたに血虚の体質を改善するための養生をお伝えし、健康の見直しをしてほしいからこそ教えたい、すぐにできる体質改善のヒントをわかりやすくお伝えします。
血虚とは「血」の働きが不足している状態です。血の生成不足と過度な消耗による地の不足とも捉えることができます。血液検査で貧血と診断されていなくても、血球細胞の形や働きが悪くて異常な症状を起こした場合も血虚とみなします。つまり、貧血一歩手前の状態も含めて広い意味での血の不足を意味します。
表面に現れている症状は氷山の一角です。検査で陰性であっても、不調の沼に足を踏み入れている状態かもしれません。
そういう意味では東洋医学というのはまさに未病を知るとう言葉がふさわしいのかも知れません。
「血虚」になると、顔色が白く艶がな く、めまいや立ちくらみ、手足のしびれ 、肌がカサカサして痒くなり、白髪や抜け毛が生じ、女性では生理不順や不妊症などの婦人病を起こしやすくな ります。そのほか、目の疲れや視力の衰え、動悸、息切れ、 不整脈なども表れやすくなります。
<原因>
①飲食物の摂取不足による栄養不良
②消化器系の機能低下による消化吸収作用の低下
③情動の過度の乱れによる内蔵の変調
④過労や房事の不節制による血の消耗過度
⑤慢性病による血の消耗
全身の血が不足すると, 血の栄養と潤す作用をによって機能している内臓・組織・器官 の機能に問題が起こります。血の供給が不足すると、 体の感覚や運動の機能が低下します。 また視力減退、目眩、立ちくらみ、手足の無力感、心臓の拍動異常、健忘、不眠などの症状が現われます。
血虚体質によくある症状
□立ちくらみ
□肌がカサカサする
□皮膚が乾燥している
□顔色が白く艶がない、
□髪の毛がぱさついている
□唇が乾燥する
□めまいや貧血ぎみである
□目がかすめ
□月経不順、血量は少ない
□月経周期は遅れがち
□集中力がない
□眠りが浅い
□足がつりやすい
「日常生活から体質改善アドバイス」
・胃腸の消化吸収機能を高め、胃腸に負担をかけな い食事を基本とする。
・常温の食材、温かい食べ物を基本に、甘味、酸味を取り入れる。
・黒い食材、赤い食材を積極的に摂る。
・偏食を避ける。
、冷たいもの、生もの、脂っぽいもの、また甘い物などのとり過ぎを避ける。
・唐辛子など刺激の強いものを避ける。
・無理なダイエット、朝食抜き、偏食少食、また生活の不規則をなくす。
・頭の使いすぎ、考え過ぎ、思い悩みすぎないようにする。
・夜更かしは避け、休息、睡眠をしっかりとる。
「そんなあなたにぴったりの食材」
黒い食材 烏骨鶏、黒ごま、黒豆、黒米、プル ーン、ブルーベリー
赤い食材 トマト、にんじん、あずき、くこの実
体質は生まれ持った先天の気から生活習慣で築き上げたものです。
まずはその生活を見直すことで徐々に体質が変化していきます。
毎日の積み重ねがカラダの不調を取り除く、一番の近道です。
より深く体の状態を調べ、アプローチを行うには鍼灸治療がおすすめです。
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芳賀大晃(はが だいこう)
国家資格 「はり師」「きゅう師」を取得。分子栄養学を5年間に学び、現在も月2度、勉強会へ参加し、自身でも分子栄養療法を実践している。鍼灸師として医食同源という言葉から施術した効果を発揮させるには正しい食事指導に努めることを大切にしている。2019年オルソ鍼灸院の院長に就任。施術を最大限に活かすため、分子栄養療法を活用し多くの患者のサポートをしている。
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