ひざの痛みの原因がお尻にあった理由
前回の記事でご紹介したように、
ひざ痛で登山にいけない女性に
お尻の筋肉を施術することで
しゃがめるようになり、違和感なく歩けるようにできました。
なぜ、
お尻の筋肉を施術するだけでひざ痛が改善したのでしょうか?
それは、女性の山登りのスタイルに答えがありました。
女性は、小柄ながら10キロ~20キロのリュックを背負い
登山することが多くありました。
さらに、普段の仕事は事務作業が中心で
パソコンの前に座っている時間が長くありました。
どちらの場合も、よくする姿勢といえば…
ずばり!
前かがみの姿勢(猫背)
です。
お読みの皆さんも一緒にもしてみるとお分かりになると思いますが、
前かがみの姿勢では足を前に出すことが困難になると思います。
それはつまり…
歩幅が狭くなりひざの負担が増す!
ということです。
さらにもう一つ残念なことがあります。
それは、お尻の筋肉が縮こまり、固まってしまうということです。
つまり、骨盤まわりの筋肉が固まってしまうということです。
そうなると、
お尻の筋肉が固まる
⇨股関節がゆがんでくる
⇨ひざが捻じられ負担が増す
⇨ひざに痛みが生じる
といった負のスパイラルが起こります。
このことから、
ひざのマッサージ
ひざに湿布
ひざに電気
ひざに注射
をしても痛みの根本の治療にはならないことがお分かりになると思います。
逆に、お尻の筋肉にアプローチすれば
ひざの痛みが改善する可能性を想像できたと思います。
次回は、【O脚の2つの原因】についてお伝えします。