栄養科 静脈経腸栄養管理栄養士(TNT‐D)に合格!

以前投稿した、静脈経腸栄養管理栄養士(TNT‐D)の認定書が届きました!

正直レポートがどうかなと不安でしたが何とか合格することができ、これから5年間はTNT‐Dを名乗ることができます。

ちなみに管理栄養士は全国に約20万人いて毎年1万人増えているそうですが、TNT‐D取得者はそのうちの約1200人(平成29年現在)。まだまだ少ないです。費用面の負担がなければもっと増えるかと思います。

今年度の募集が始まっていましたので興味がある管理栄養士の方は日本栄養士会のホームページをご確認ください。https://www.dietitian.or.jp/

管理栄養士には管理栄養士にしかできないことがあり、経腸栄養について専門性を発揮することもその一つだと今回の認定取得のための研修などを通して感じました。

患者様のより良い栄養管理のために学んだことを実践していきたいと思います。

栄養科

麻疹(はしか)が流行しています。

麻疹(はしか)が近畿地方で急増しています。

大阪府内の患者数は今年に入り60人を越え過去10年で最多のペースとなっており
人の集まる大阪市中心で患者が広がり始めたことで
今後さらに患者拡大が予想され厳重な警戒が必要と考えられています。

はしかは10日ほどの潜伏期間ののち発熱、鼻水などの風邪症状が3、4日続き(カタル期)
高熱と共にはしか特有の発疹が出ます。(発疹期)

感染拡大防止のためにはしかの患者さんは外出を控えていただく必要がありますが
普通の風邪と判別がつかないカタル期にもウイルスは排出されており(つまり感染力がある)
しかも麻疹ウイルスは感染力が強い空気感染すなわち空気の流れにのって
フロア全体にウイルスが広がる感染様式なので感染制御がむずかしいわけです。

一度本当のはしかにかかると終生免疫を獲得します。(二度とはしかにかからない。)
またはしかはワクチンで予防できる病気ではありますがこどもの時にワクチンをうっても
それ以後まったく麻疹ウイルスに遭遇しなければ免疫力は低下してきます。

まずはご自身のはしかに対する免疫状態の確認をお勧めします。
当院でも麻疹抗体検査 (PA法) が可能です。
       3,240円 (税込み) (3ml採血 結果判定約3日 来院もしくは郵送も可)
      予約不要 診察時間内にお越し下さい。

トイレがきれいに使いやすくなりました

去年2階のトイレを改修しましたが、今回は3階トイレをきれいに使いやすく改修しました!

改修内容は前回と同じで入口が広くなりスライドドアになったことで誰でも入りやすくなりました。空間が広がったことで介助しやすくなり、転倒転落といった事故が未然に防げるようになったと感じています。

※写真は2階のトイレです。構造は基本的に同じです。

今後も当院に来られる患者様が快適に過ごしていただけるような取り組みを行なっていきます。

北摂三木病院

栄養科 静脈経腸栄養管理栄養士(TNT-D)研修会終了

久々に栄養科の記事です。1年以上ぶりです。

先日研修を終えた静脈経腸栄養管理栄養士(TNT-D)について書きたいと思います。

静脈経腸栄養管理栄養士(以下TNT-D)は日本栄養士会が認定している特定分野研修の中の1つです。特定分野研修は他に特定保健指導、公認スポーツ栄養、在宅訪問があります。TNT-Dは経腸栄養に関わる実務経験2年で受験することができます。何かと肩書が物を言う医療の世界で、管理栄養士として何か履歴書に書ける肩書がほしいと思う方、詳しくは日本栄養士会のホームページにてご確認ください。https://www.dietitian.or.jp/career/specialist/parenteral/

ちなみにこれは修了証であって認定証は合格していれば4月に届くらしいです。

内容としては研修+レポート+試験⇒合格すれば認定といった形です。更に必要に応じて追加で栄養サポートチーム(NST)にかかる実地研修を受けることができます。

研修は2日(7月)+2日(9月)+1日(1月)で、場所が東京というのが辛いところです。移動と宿泊でかなりお金のかかる研修になってしまいました。今後地方で開催されることを強く望みます。

場所はともかくとして、研修内容は非常に勉強になることが多かったです。特に一貫して講師の方々がおしゃっていたのが「根拠を示す」ということでした。「〇〇という栄養剤を使いたい」と思ってもそこに根拠がなければ誰も納得しない。根拠を示したうえで必要なものを必要な分投与する。当然と言えば当然ですが、ガイドラインなど熟知したうえでなければなかなか難しいものです。そして、そういった基準やガイドラインは常に更新され最新の情報が書かれていますので、医療従事者は勉強し続けないといけないということですね。

そして学んだことは実践してなんぼです。今年は当院の経腸栄養改革の年にしたいと思います。

 

北摂三木病院 栄養科

抗インフルエンザ新薬ゾフルーザの話

インフルエンザが流行している。
新しい抗インフルエンザ薬ゾフルーザの売り上げが増加、国内シェアの60%以上を占めているらしい。
ゾフルーザは従来の抗インフル薬とは全く作用機序の違う新しい薬。
新薬であるので薬価は高いものの(1日薬価4789円)一回の服用で済む利便性があり
セールスポイントとして体内のウイルス検出期間を有意に短縮するといわれている。

画期的な新薬ではあるが当院では院内採用していない。
その理由は
タミフルとの比較臨床試験によると
①ゾフルーザはタミフルと比較してウイルス検出期間は短縮できても有熱時間は短縮できない。
    体内ウイルス検出時間はゾフルーザ1日、タミフル3日、投薬なし4日であり、
    ゾフルーザ服用により体内からウイルスは数日早く消失することになるが
    有熱時間の短縮はタミフルもゾフルーザもいずれも平均1日であり大差はない。
    周囲への感染拡大防止という観点からならそれなりの意味はあるが
    タミフルと比べ薬を飲む本人が特別早く楽になれるわけではないということである。
    むしろゾフルーザ投与された人の10%にインフルエンザウイルスの遺伝子変異がみられ
    かえって体内検出時間および夕熱時間が延長する可能性があるとされている。
    (遺伝子変異が容易におこるということは耐性ウイルス出現の可能性もあるということでもある。)

②使用経験がまだ少ない。
    臨床試験ではゾフルーザ服用は610人とある。
    もちろん安全性を確認した上で厚生省が承認したわけであるが将来1000人2000人に一人の
    稀ではあるが重篤な副作用が出てこないかという心配。

そもそもインフルエンザだからといって抗インフルエンザ薬を飲まないと治らないわけではない。
薬はウイルスの増殖を抑えるためであってウイルスを排除するのは免疫の力である。
子供さんや若く元気な人なら薬を飲まないという選択肢も当然ある。
薬にしてもタミフル(経口)リゼンザ(吸入)イナビル(吸入)ラピアクタ(点滴)があり
(ただしイナビルはお手軽な吸入薬であるが海外では臨床試験で結果が出せず使用されていない。)
ゾフルーザでないといけない理由もないと思うわけである。
今後の使用については症例増加による新しい知見を待って考えたい。

寒い日が続きますが皆様十分体調管理にお気をつけ下さい。
(なおこの記事に関して製薬会社との利害関係は一切ありません。)

2019年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆さまには健やかに新年をお迎えのこととこころよりお慶び申し上げます。
昨年は地震や台風などの自然災害が相次ぎ、被害に遭われた方々にはこころよりお見舞い申し上げます。
さて、昨年4月にスタートいたしました北摂三木病院は在宅療養支援病院として医師を含め多職種での訪問や、24時間365日在宅患者さんのサポートを行っております。
おかげさまで患者さん等からのお問い合わせも増え、皆様のご要望に対応すべく職員一丸となり取り組んで参りました。
本年も引き続き基本理念の『皆様が生涯にわたり元気であるよう健康管理を担い、北摂地域の皆様に最も頼りにされ、一番に相談される病院』を目指し、職員全員研鑽に励んで参ります。
どうぞあたたかいご支援とご助言をこころよりお願い申し上げます。

北摂三木病院  院長 大谷伊知郎

褥瘡対策チームより

当院では医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、事務部などでチームを組み、褥瘡の治療及び予防ケアに努めております。
毎週水曜日の午前中に山本医師が中心となり、褥瘡対策チームが回診を行い治療や処置方法、エアーマットなどが適切に使用されているか、栄養状態はどうかなどについて確認、検討をおこなっております。
2018年9月より褥瘡評価ツールDESINGを使用し、治癒経過が分かりやすくなりました。褥瘡治癒に向け、多職種が関わり、今後、院内褥瘡0を目指してまいります。
 
褥瘡経過(PDFが開きます)

日本肩関節学会・肩の運動機能研究会へ参加してきました!

10月19日・20日に大阪国際会議場にて開催された、日本肩関節学会・肩の運動機能研究会へ参加してきました!!!

  

上記日程で2日間に渡り朝の8時からガッツリな内容となっていて、久しぶりに参加するのに内容が濃すぎてハードとは思いましたが気合十分で挑んできました!!!

肩の分野で活躍をする先生方の研究発表等を聞いていると、食い入るように聞き入ってしまいあっという間の2日間!
日々臨床で行っていることに自信が持てた反面、まだまだ、、、まだまだ勉強することが沢山あり今後の励みになった実りある2日間となりました。

○夜寝ていると肩周囲に痛みがある。
○手に力を入れると肩が痛む
○両手で頭が洗えない

等々、肩に対し何かお悩みのことがあれば、当院整形外科にご相談ください(*^^)v

トイレがきれいに使いやすくなりました!

当院2階の主に入院患者様が利用されるトイレが、きれいに使いやすくなりました。

当院では入院患者様にリハビリを行っておりますが、車いすや松葉杖を使って移動されている方も多くいらっしゃいます。今までのトイレはそういった身体が不自由な方や介助が必要である方が利用するには不便な面もあり、より快適にご利用いただくために、またトイレ内の事故防止のためにも今回改装しました。

何よりきれいなトイレは気持ちがいい!

今後も患者様にとって安心してご利用いただけるように、設備の見直しを行っていきたいと思います。

  ⇒ 

〇開けやすい引き戸になり、車いすの方も楽に入ることができます。ちなみに明かりは自動で付いて自動で消えます、エコですね。

 

〇広々空間で手すりもばっちり付いてます。非常時の呼び出しボタンも大事。2か所付いてます。

特定健診 受けていますか?

特定健診1特定健診 ドラクエ

生活習慣病予防の観点からメタボリックシンドロームに着目した特定健診・特定保健指導が開始されたのが2008年。受診率は徐々に増加しているもののいまだ全体で50%に満たない状況です。また、受診した方の26%がメタボリックシンドローム、またはその予備軍と判定されています。

生活習慣病はまず早期発見・早期治療が重要です。年に1度は検査を受け、自分の健康状態を把握することが健康への第一歩です。

とは言っても時間がない、休みに病院なんか行きたくない、という方々のために、当院では「30分健診」をキャッチフレーズに特定健診を勧めています。「検査は面倒、時間がかかる」というイメージを払拭すべく、できる限り30分で検査を終了できるように努めております。詳細につきましてはお問い合わせください。

TEL 06-6388-6666