膝が痛いのはO脚が原因かも?関連性や改善方法を解説
膝が痛いのはO脚が原因かも?関連性や改善方法を解説
脚のお悩み専門「ひろがり鍼灸整骨院」のブログにご訪問ありがとうございます。
本日は「膝が痛いのはO脚が原因かも?」について解説していきます。
O脚と膝痛の両方に自覚があるという方も多いと思いますが、結論から言うと、O脚は膝痛を招く可能性があります。
この記事では、O脚と膝痛の関連性を解説しています。また膝痛の改善方法も紹介しているので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
O脚は膝痛を招く可能性あり
O脚と膝痛には密接な関連性があり、O脚は膝痛を引き起こす恐れがあります。考えられる原因は、筋肉バランスの崩れによる膝関節のねじれです。
O脚になると、内側が狭くなり、外側が広がります。すると、膝の内側と外側で筋肉バランスの崩れが生じます。
筋肉バランスの崩れだけでは痛みは感じませんが、アンバランスが悪化すると、内側の膝軟骨がすり減るような状態になってしまい、その結果、痛みを感じることがあります。
またO脚の人は「変形性膝関節症」を発症しやすい傾向にあります。変形性膝関節症とは、膝軟骨のすり減りが進行し、炎症や関節変形を起こす病気です。
膝痛がひどい人は、変形性膝関節症を発症している可能性もあります。
O脚による膝痛を招きやすい人の特徴
下記に当てはまる人は、O脚が膝痛を引き起こしている可能性があります。一度、チェックしてみてください。
☑両膝の間隔が指3本以上空いている
☑靴の外側ばかりがよくすり減る
☑階段の上り下りで膝が痛くなる
両膝の間隔が指3本以上空いている
内くるぶしを付けて立ったときに、両膝の間隔が指3本以上(約4センチ)以上空いている場合は、O脚の可能性が高いです。進行度合いによっては、膝痛を生じることもあります。
チェック方法はコチラ↓
・前を見てまっすぐ立つ
・足の内くるぶしをくっつける
・この状態で、膝の内側に指を入れてもらう
(自分で確かめる場合は腰を曲げないようにしましょう)
・膝の内側に指が3本(約4センチ)以上入る人はO脚の可能性があります。間隔が広ければ広いほどO脚が進行しており、膝痛のリスクが高まりやすいです。
靴の外側ばかりがすり減る
O脚の人には、足の小指側に体重が乗るために、靴底の外側が全体的にすり減る傾向が見られます。
すり減りが著しい場合はそれだけO脚の進行度合いが大きく、膝痛を招く可能性があるといえます。
階段の上り下りで膝が痛くなる
階段の上り下りだけで膝に痛みが生じる人は、O脚によって「変形性膝関節症」になっている恐れがあります。
階段の上り下りの際、膝には体重の数倍ほどの負荷がかかります。変形性膝関節症の人は、膝関節に炎症や変形を起こしているので、特に階段の上り下りのときに痛みを伴いやすいです。
O脚によって引き起こされる膝痛以外の不調
O脚は膝痛以外にも、下記のような身体の不調を引き起こします。
・慢性的な腰痛
・足首の痛み
・冷え性・むくみ
慢性的な腰痛
O脚は、慢性的な腰痛につながる恐れがあります。
O脚になると脚の骨格が歪むため、骨盤を水平に保つことが難しくなりやすいです。すると上半身だけで無理にバランスをとろうとするので、腰回りに余計な負担がかかり、腰痛につながる可能性があります。
足首の痛み
O脚は膝だけでなく、足首の痛みを引き起こす可能性もあります。O脚の状態だと、下半身の筋肉を正しく使えないからです。
下半身の筋肉を正しく使えない結果、足首の関節にも負担がかかり、やがては痛みへと変化する恐れがあります。
冷え性・むくみ
冷え性やむくみも、O脚によって引き起こされる可能性のある不調の一つです。
O脚になると股関節が内側に向くので、脚の付け根が圧迫された状態となります。すると、下半身の血流やリンパの流れは悪くなります。
その結果、足先の冷えや下半身のむくみにつながるのです。
O脚による膝痛の改善方法5つ
O脚による膝痛に悩まされないためには、日常的に改善に向けた対策を行うことが重要です。
具体的には、以下のような対策があります。
・筋力トレーニングを実施する
・ストレッチを実施する
・正しい歩き方を意識する
・正しい座り方を意識する
・整体を受ける
筋力トレーニングを実施する
O脚による膝痛への対策としては、筋力トレーニングがおすすめです。
そもそもO脚の原因のひとつとして、太もも外側の筋肉ばかりを使うことがあげられます。さらに膝周辺や太もも内側の筋肉が弱くなると、一層O脚が助長され、膝痛にもつながる恐れがあります。
よって、膝周辺や太もも内側の筋肉を鍛えて、太ももの外側と内側の筋肉をバランスよく使うことで、O脚や膝痛の改善が期待できるのです。
O脚による膝痛を防ぐ、おすすめの筋トレ2選
膝周辺の筋肉を鍛えるトレーニング
膝周辺の筋肉を鍛えるトレーニングのやり方は以下の通りです。
股を開いて椅子に座る
片方の脚をまっすぐ前に伸ばす
背筋を伸ばしながら、伸ばした脚のほうに身体を倒す
3の姿勢を10秒間キープする
この一連の流れを、片脚あたり5~10回程度繰り返しましょう。
太もも内側の筋肉をつけるトレーニング
太もも内側の筋肉を鍛えるトレーニングのやり方は以下の通りです。
脚を少し開いてまっすぐ立つ
膝にタオルやクッションをはさむ
内ももに力を入れ、3秒キープする
この流れを、3~5回程度繰り返しましょう。
ストレッチを実施する
O脚と膝痛の対策には、ストレッチを行うことも効果的といわれています。下半身の柔軟性は、筋肉バランスや歪みとも関係しているからです。
柔軟性を保つために、定期的にストレッチを実施しましょう。
具体的なO脚改善ストレッチについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも読んでみてください。
正しい歩き方を意識する
ガニ股歩きはO脚を悪化させ、膝痛にもつながります。O脚と膝痛の改善に向けて、正しい歩き方で歩くことを意識しましょう。
正しい歩き方のポイントは以下の通りです。
背筋を伸ばす
つま先を正面に向ける
足裏全体で着地する
特にO脚の自覚がある人は、歩くたびに上記のポイントを思い出しましょう。
正しい座り方を意識する
普段の座り方が悪いと、筋肉バランスが乱れ、O脚と膝痛を引き起こす恐れがあります。日常的に正しい座り方を意識して、O脚と膝痛を防ぎましょう。
正しい座り方のポイントは以下の通りです。
椅子に深く座る
座面に対して骨盤を立たせたうえで、お尻を中央に寄せる
かかとは床につけ、両膝をくっつける
また脚を組む座り方も厳禁です。脚を長時間組むと骨盤の歪みに拍車をかける恐れがあるので注意しましょう。
整体を受ける
整体を受けることも、O脚改善が期待できる方法のひとつだと考えます。
整体では、O脚改善を目的とした施術を行ってくれます。具体的には、歪みを整えるための施術や、筋肉をほぐすための施術です。
また施術のみならず、O脚の進行度合いや最適な改善方法も教えてもらえます。O脚の自覚がある人は一度整体院へと足を運んでみましょう。
O脚を改善して膝痛を予防しよう
O脚と膝痛には関連性があり、O脚が進行すると膝痛を悪化させる可能性があります。
O脚の自覚がある人は紹介した改善方法を実践して、O脚と膝痛の悪化を防ぎましょう。
ひろがり鍼灸整骨院では、O脚の改善を目指したメニューを用意しています。O脚や膝痛に悩んでいる人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
脚のお悩み専門「ひろがり鍼灸整骨院」
普段の生活の中で、気づかないうちにクセがつき、膝や股関節の不調の原因になっていることもあります。
ひざ周りと股関節の過度な緊張をほぐし、バランス不良を整えることで、人間が本来持っている機能を引き出します。
一人ひとりの不調の原因を見つけ出し、適切な施術を提供します。
ひろがり鍼灸整骨院では、提携施設に病院、24時間ジム、保育所があり、多種多様なセラピストとの連携があります。
脚に関する様々なお悩みを持った方々に質の高い施術を提供いたします。