見落としがちな症状と薬の関係
自然治癒力って?
みなさんは自然治癒力ってご存知ですか?
字を紐解くと
『自然』に『治癒』する『力』
ですね。
ケガをしたとき、カサブタができて、時間と共にキレイに治りますよね?
変なものを食べたとき、お腹を下したり、嘔吐して、体内から排出しますよね?
咳や鼻水、熱、なんかも、体に都合の悪いものを排出しようと体ががんばっています。
これが、生まれ持った自然治癒力ですね。
薬に頼りすぎはよくない
みなさんは、しんどいときに薬に頼る癖はありませんか?
薬はとても便利ですよね。つらい症状が和らぎます。
でも少し考えてください。
自然治癒力の力で『症状』が出てますよね?
咳は体から異物を出すために出ている『症状』を
薬で止めてしまう。。。
体温を高めて、体に入ったウイルスを死滅させようとしている熱を
薬で下げる。。。
一時的に楽になるかも知れませんが、またぶり返したり、長引いたりします。
こういうことを知らない方もおられるかもしれません。
薬のあり方を知っているのと知らないのでは雲泥の差です。
かといって、薬が悪いとか、飲まない方がいいとか言っているわけではありません。
必要な場合はもちろんあります。
見極めは難しいかもしれませんが、
薬のあり方を少し考えてから飲んでもらいたいなと思います。
長引く不調や慢性痛の原因は
疲労する
↓
自律神経が乱れる
↓
自然治癒力が落ちる
↓
不調が長引く
というプロセスをたどります。
疲労するという事を避ける事は難しいですが、
自律神経のバランスは整える方向に向かわせる事は可能です。
そうすれば自然治癒力が高まり
不調が徐々に解消されていきます。
つらい症状に薬で対処する事も時にはいいですが
整体や鍼灸などの自然治癒力を高める施術を受けることを私はオススメします。