こんにちは。ひろゴンの巣の機能訓練員です。
今回は、ひろゴンの巣で取り組んでいる
『ベッドリハビリ』を紹介いたします。
皆さん、リハビリってどういうものか?なんとなくはご存じでしょうが、
改めて定義をみますと・・・超簡単に
リハビリテーションとはWHO(世界保健機関)によれば、
「能力低下やその状態を改善し、障害者の社会的統合を達成するための、
あらゆる手段を含む」 とあります。
そのために、医師、看護師、理学療法士、作業療法士等がそれぞれの
分野で行っているわけです。
人間は何のために物を持ったり、歩いたりするのでしょう。
そこには必ず、箸を持って食事をする、トイレに行って用をたす、
さらには包丁を持って料理をする、スーパーに行って買い物をする、
そして趣味や仕事にうちこむという目的があるはずです。
すなわち基本的な日常生活動作、さらには広い意味での
社会生活を営むために物を持ったり歩いたりするわけです。
それには障害自体が軽減するように機能訓練を行う必要もありますが、
それ以上に本人が生活の中で積極的に体を使うことが重要です。
でね、わたくし達がデイサービスで行えるリハビリとは、
筋力強化や、利用者さんが積極的に体を使うようになるよう
“元気と笑顔” でサポートすることでしょうかね。
で、本題のベッドリハですが、筋力強化や体を動かすために
一番の邪魔者が、「筋肉が硬い」 「痛み」 です。
それを緩和するために座っていてはできない事を、
ベッドを使い関節に負担をかけずに行っています。