こんにちは。「ひろゴンの巣」 竹本です。
今回は少し真面目に書いてみましょう。? かな。
先週は、利用者さんの4ヶ月に一度のテスト週間でした。
まあ、「テスト」 と言うと嫌な響きですね・・・
わたくし 「テスト」 というと・・・、
高校時代の古典の成績は、オール欠点でしたよ。
なんか、文法ばかり勉強させられて全く面白くなかったです。
ですので??、利用者さんには文法やら因数分解でもない、
もっと気軽なテストをしていただきましょう。
科目はこちら。
3m Timed up and go test (タイムアップアンドゴーテスト)
椅子に座った姿勢から立ち上がり、3m先の目印点で折り返し、再び椅子に座るまでの
時間を測定します。危険のない範囲で出来るだけ速く歩く。
ということです。
では、それで何が解るの?
一般的には転倒リスクの高い方を判断するのに有用なテストとされています。
特に、高齢者の運動機能、下肢の筋力、バランス、歩行能力、易転倒性といった
日常生活機能との関連性が高いことが示唆されています。そのため、
医療現場だけでなく、介護現場での評価としても実施されています。
因みに、一般的に高齢者の転倒リスクの予測値として参考に
されているカットオフ値はこちらです。
13.5秒以上:転倒リスクが予測される。
30秒以上 :起居動作や日常生活動作に介助を要す。
*今回のテスト結果のタイムのみを見てみますと
13.5秒以上 47.5%
30 秒以上 5%
と、ほぼ半数が転倒リスクが予測されますし、あとの47.5%の方でも
転倒しない訳でないので油断は禁物ですね。
今後も利用者さんの転倒リスク軽減に向け、私たちもできる限り
お手伝いをしていく所存でございます。
ちょっと硬い〆ですね。 まあ、「真面目ですから」