ひろゴンの実家の湯舟です。
当施設の利用者様でインフルエンザを発症したため休養され、
幸いにも10日ほどで復帰された方がおられます。
現時点では、それ以外の報告は未確認ですが、
ここで、インフルエンザの症状や治療法、予防法について
再確認しておきたいと思います。
①インフルエンザの症状
典型的なものでは、発病は急激で高度の発熱、頭痛、腰痛、筋肉痛、全身倦怠感などの全身症状が現れる。これらの症状のほかに鼻汁、咽頭痛、咳などの呼吸器症状が現れる。
第1~3病日目には体温が38~39℃あるいはそれ以上に達した後、諸症状とともに次第に回復し、1週間程度で快方に向かう。
ただし、高齢者の場合には典型的な高熱と全身倦怠を示すことなく、微熱や長引く呼吸器症状のみがみられる場合も多い。
②インフルエンザの治療
安静にして休養をとることや対症療法のほかに、抗インフルエンザ薬が用いられる。
③インフルエンザの予防
基本は日ごろからの十分な休養とバランスの取れた栄養の摂取、外出時の不織布性マスクの着用、外出から戻った際の手洗い、流行前のワクチン接種等がある。
「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(平成25年11月改定 厚生労働省健康局結核感染症課 日本医師会感染症危機管理対策室)より
以上の通り、医療機関による薬やワクチンの投与以外にも、十分な休養やバランスのとれた食事やマスクの着用や手洗いなど、普段からの心掛けで十分にインフルエンザの発症のリスクを回避したり、予防できることが確認できました。
特に高齢者の方は症状が判りにくい上に、体力がないので発症し、重篤化すると命に関わります。
しかし日ごろからしっかり運動し、体力を持ち上げておくと、そのリスクを回避することができます。
体力をつけておくとより薬が効きやすく、治療の効果が上がりやすくなります。
体力がない方は、機能訓練型デイサービスひろゴンの実家でしっかり運動して、体力をつけてみてはいかがでしょうか?