いびきの悩み
自身または家族のイビキに悩む方は多いのではないでしょうか。
イビキをかいて寝ることは、周りから見たら「爆睡してる」と思われがちですが、実はイビキは睡眠が深いことを言うのではなく、
むしろ反対に、質の悪い睡眠になっています。
イビキの音の仕組みは、何らかの原因によって、「軟口蓋」や「舌根」が喉の奥に落ち込み、空気が通る「上気道」を狭め、そこを空気が通ると粘膜が振動して音が生じます。
つまり、息がしにくい状態になっているところを、呼吸をしないといけないので無理矢理空気を通すことになり 、イビキをかきます。
イビキをかく要因としては、肥満やアゴの骨格など体形に関係するものや、疲れがひどい時、寝る前にお酒を飲んだ時、鼻炎などで鼻が詰まっている時など、様々です。
スムーズに呼吸が出来ず、必死に息継ぎをしているようなものなので、深い睡眠も少なく、寝ても疲れがとれなかったり、それによって日中の眠気に繋がるなど、様々な不調を引き起こします。
イビキをかく人の睡眠を観察していると、数秒ほど息が止まっていることがあります。
イビキをかくメカニズムである、上気道を狭くする度合いが強い場合などに呼吸が止まってしまうこの症状は「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれ、
睡眠の質は著しく低下し、日 中の生活に大きく影響が出てしまうことがあります。
この場合は専門的な治療が必要となるので、睡眠外来を受診することをオススメします。
日中の眠気などの不調がない場合は、特に心配する必要はありませんが、
ひどくなる前に、生活習慣の見直しや、イビキ解消の工夫をすることは大切です。
例えば、横向きで寝ることも対策の1つですし、定期的な運動をする、寝る前のお酒を控えるなど、
出来そうなことから始めてみましょう。
イビキを施術によって解消することは難しいですが、疲れがひどい時は、当店でマッサージを受けて、疲労回復をすることも予防に繋がるかも知れません。
イビキにお悩みの方は、お気軽に ご相談ください。