当店に来られるお客様のほとんどは、『睡眠薬は飲みたくないんです』と仰られます。
睡眠薬=やめられなくなる、身体に良くない、というイメージが強いからだと思います。
確かに昔の睡眠薬は効果が強い分、副作用も強かったので、そういったイメージが定着してしまっているんだと思います。
近年は、より自然な機序で眠りにつけるような薬も開発されているので、比較的安全だとは言われています。
とはいっても、睡眠薬に頼らずに不眠を改善させられるに越したことはありません。
最も身体に負担が少なく始められる不眠改善の方法は『生活習慣を見直す』ということです。
朝食の内容・日光・運動習慣・タバコ・アルコールなどなど、不眠の原因となるような生活習慣がないかのチェックから始めることをお勧めします。
それらを意識した生活をしばらく続け、それでも効果がなければ、もっと細かく生活習慣を見直していく。(たとえば寝具の買い替えや栄養指導を加えるなど。)
それでも効果が無ければ、自律神経を整えるような施術をするなど、外的な刺激を加えていく。
それでも効果が無ければ、身体に負担の少ない睡眠薬から試してみる。
という流れが望ましいと思います。
生活習慣も問題ない。寝室環境も悪くない。自律神経も乱れていない。なのに不眠症状がある。
そうなった時は、睡眠薬に頼って、少しずつ薬を減らしていくような計画で治療をしてもらうことも悪くないと思います。
眠れなくて辛い日が続けば続くほど、身体のどこかに負担が掛かっていますから、睡眠薬=悪者と考えず、うまく使っていくことも大切です。
当店では、睡眠健康指導士が睡眠に関する様々なご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
お待ちしております!