今回はVDT症候群についてまとめています。
リモートワークも増え、ますます増える可能性のあるVDT症候群。
気になる方は読んでいただき参考にしてくださいね!
そもそもVDTとは?
→ビジュアル・ディスプレイ・ターミナルの略語で、画面表示装置の事を言い、俗に言うパソコンやスマホ、タブレットのことです。
上記のような、情報機器を長時間使用する事で、目や体、慢性化すると精神的な症状まで出現します。
どのような症状が出てくるのか?
・目の症状…
眼精疲労、視力低下、ドライアイ、視界がぼやける etc…
・体の症状…
首・肩・腰のこりや痛み、頭痛、腱鞘炎、ストレートネック etc…
・精神的な症状…
イライラ、不安症、うつ状態、不眠症、無気力 etc…
このように様々な症状が現れる可能性があります。
ではこの症状はどういった経緯で出現するのか?
①目の症状は、瞬きの回数が減ることによる乾燥や画面からの光刺激が原因で出てくると言われています。
それらにより、角膜に傷や障害が生じやすくなったり、疲労が溜まりやすい状態になるに合わせ、目の痛みや目の充血といった状態が症状出現の原因となってしまいます。
②体の症状は、画面が直接関係しているというよりも、作業をしている時の姿勢が関係してきます。
作業を始めてしまうと、長時間の作業をしがちという「拘束性」が問題で、頭の位置やマウス操作の手の位置などが固定されることで、体の動きに制限がかかり体の症状が出やすくなります。
上記のような拘束性が、筋緊張や血行不良を引き起こし、首や肩、腰のこりや痛み、そして首肩の症状の発展が緊張型頭痛と言う頭痛を引き起こす可能性もあります。
③精神的な症状は、許容範囲以上の光や音の刺激によるストレスなどが原因で、自律神経のバランスを崩してしまい、精神的な症状を引き起こします。
これらが慢性化すると、交感神経(体を動かすための神経)が常に頑張りすぎている状態が続いてしまうので、体が休めなくなり、結果睡眠にまで問題が出現します。
思うように睡眠が取れなくなり、体や心を休める時間がうまく作れなくなるため、より精神的症状が悪化してしまう悪循環になってしまいます。
簡単ですぐできるケア方法は?
これだけたくさん原因や症状が並ぶと、自分はどうすればいいのかと悩んでしまいますよね。
そんな時はこのツボを指圧やお灸をしてみて下さい。
『印堂』
眉間の間にあるツボで、眼精疲労や目の周りの血行促進の効果があります。
画面を見る仕事が続くのなら、30秒でもいいので、目を閉じ心地よい強さ加減で押してあげると目のケアになります。
手っ取り早くホットアイマスクなどでも熱刺激が入るので、簡単です。
『太衝』
足の甲にあり、親指の骨と人差し指の骨の間を足首の方に向かって辿っていったくぼみにあります。
このツボは目の症状や頭痛などに効果があるだけでなく、イライラなどの精神的な症状にも効果があり、血流促進の効能もあるので、体の筋肉疲労にも効果的です。
お風呂の際やリラックスタイムに、心地の良い強さ加減で10~20秒ほど押してみてくださいね。
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今回はVDT症候群についてまとめてみました。
自分の場合どうしたらいいなどのご質問があれば、お気軽にお問い合わせくださいね。
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