産後数ヶ月過ぎて体力も戻って来たので産前の体重に戻すためにランニングを始めました。
でも、少し走ると何だか足の裏に痛みが走り痛みで長い距離が走れなくなりました、また朝起きて歩こうと思ったら足裏に激痛が走ります。
これから子どもと色々遊びに行こうと思っていたのに家から出るのが怖いです。これって何?
そう思われる産後から足の裏に痛みが出てきた女性の方は是非このまま読んでくださいね。
今日は産後に足底筋膜炎になりやすい3つの理由と自宅で出来る解消法をお伝えします。
まず、足底筋膜炎についてかるくおさらいです。
足底筋膜炎とは?
足底筋膜炎または足底腱膜炎とは足の指の付け根からかかとまで足裏に蜘蛛の巣の様に張っている腱組織・足底筋膜に何らかの原因で炎症が起こり痛みが出る症状で、特にかかとの骨周囲に痛みが出やすかったりします。
足底筋膜は歩行時やジャンプした時などの衝撃を緩衝してくれる大切なクッション材の役割でもあります。では、産後に足底筋膜炎に起こりやすい原因とは何でしょうか?
原因1骨盤の歪み
骨盤は体を支える大切な土台の役割と上半身と下半身を繋げる役割があります。
産後は骨盤の歪みからうまく体が連動出来ずに関節に負担がかかる場合や、筋肉の負担から肩こりや腰痛になりやすくもなります。
産後から始まった足底筋膜炎の場合は足の負担を解消するだけでなく骨盤の歪みも整える必要があります。
原因2:姿勢が妊娠中のまま癖になっている
妊娠中は赤ちゃんの発育に合わせお母さんの体はどんどん変化していきます。
お腹を突き出す様な姿勢が多くなり、少しガニ股気味に変化していきます。
本来なら産後などはお腹の負担が軽減する事から姿勢や重心は正常に戻っていくのですが、たまに妊娠中のままの姿勢が癖付いてしまって産後も妊娠中の様に歩く事で重心がかかと中心になる為、足裏やかかと周囲に炎症が起きてしまう場合があります。
原因3:足の指がうまく使えていない
原因2とも関係がありますが、妊娠中にガニ股気味になるとかかとに重心が乗って来ます、そうすると足の指がうまく使えず、足の指が使えなくなる場合があります。足の指が使えなくなると例を出すと、氷の上に立っている状態の様になってしまいそうすると滑らない様に足だけでなく体全体的に余分に力が入ってしまったりします。
では自宅ではどの様な事に気をつければ良いのでしょうか?
自宅で出来る簡単3つの足底筋膜炎解消体操
1:足裏ボールコロコロ
足の裏をゴルフボールなどで優しくコロコロしてあげる事で硬くなっている筋肉をマッサージする事が出来ます。
2:足指のマッサージ
原因にもあげた様に足の指が使えていない場合などは指自体が硬くなってしまっている場合があるのでお風呂の中で1本ずつマッサージをしてあげて下さい。
1本1分程度左右で10分その頃にはお体もしっかり温まっているでしょう。
その後先ほどのゴルフボールを持ち上げる練習をして下さい。
女性の方で足の小さな方はビー玉などを掴む練習でも構いません、しっかり足を動かす事が大切になります。
3:体の軸を意識する
体を綺麗に使う為には癖づいている姿勢を変えていく必要もあります。
人は癖づくまでに最低でも数日から数ヶ月かかると言われています。
簡単な動作なら数日ですが、複合的な歩行などは数ヶ月かかる可能性があるのでまずは気がついた時には綺麗な姿勢を意識するようにして下さい。
綺麗な姿勢を作る5Step
- かかとを合わせ足をハの字にする
- かかとを付けたままつま先立ちをする
- つま先と同時に腕をあげる
- つま先のままお腹が硬くなる感覚を感じる
- お腹の硬さを感じたまま手と足を下ろす。
1〜5は慣れてくるとその動作をしなくてもお腹の硬さを感じながら歩行や生活が出来るようになってきます。
まとめ
- 足底筋膜炎は足だけの問題ではない。
- 産後からの場合骨盤の歪みなども原因になる可能性がある。
- 足底筋膜炎解消の為に癖づいている動作を整える必要がある。
当院でも様々な理由から足底筋膜炎になられた方がいます。体の歪みが原因だと言われたり、足の冷えから来る場合、履いている靴のサイズが本来の足のサイズと違う、靴の中敷と足の相性が悪い、間違った靴の履き方をしているなど足のトラブルを抱えられている方は多くいます。
この記事を読んで頂きなかなか自分だけでは解決策が見つからない、長年の痛みで解消するのか不安などの場合はいつでもご連絡下さい。
きっとあなたの悩み解消の手伝いが出来るはずです。
ぜひご連絡くださいね。
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施術までの流れ
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ご来院いただけましたら、まず受付をしていただきます。ご予約の方優先となっております。初診の方は問診票のご記入からお会計まで1時間30分程時間をいただきます。
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初診の場合はヒアリングシートをお渡ししますので、ご記入をお願いします。
- 体の状態のチェック、症状のヒアリング
現在の症状、施術に対してのご希望などをお伺いし、体の現在の状態をチェックします。
- 施術計画の立案
チェック後、最善と考えられる症状の改善計画のご提案を行います。
- 施術
ご提案に同意をいただけましたら、施術を行っていきます。
- 施術終了
現在の体の状態や今後の施術計画・セルフケアを説明します。