不眠症で悩んでいる方は男女問わず多くいらっしゃると思います。
その中でも今回は、不眠症について、女性が悩んでいることや気をつけるべきことに関して記述させて頂きます。
まず不眠症と言っても大きな括りのことで、具体的に何に困っているのか???
・夜に布団に入っても寝付けない
・夜中にトイレや、ちょっとした物音で目が覚めてしまう
・朝にスッキリ起きられず、動きだしが遅れてしまう
・日中に家事をしているときに急な眠気に襲われる
・ちょっと昼寝をするつもりが、気がつけば夕方になっていることがある
など様々あり、これでも悩みとしてあげられるものの一部にすぎません。
それだけ不眠症は、人によって悩みや感じ方が変わります。
これに関しては女性だけでなく、男性でも当てはまる部分も少なからずあるのではないでしょうか?
そのため原因などが上げられる時は共通の話をされることが多いと思いますが、女性だからこそ特に気をつけないといけないことがあります。
それは「ホルモンバランス」です!
お仕事のことやご家族のこと、体のことなどから日々のストレスや不安がきっかけで女性の体内で起こりやすい反応が「ホルモンバランスの乱れ」がよく上げられます。
この「ホルモンバランスの乱れ」が起こることで、どういった体の変化が出てくるのか?
そもそも、なぜ女性はホルモンバランスが乱れやすいかというと、それは女性特有の身体の変化が大きく関係してきます。
代表的なものとして「月経」「妊娠」「出産」「閉経」があげられ、睡眠障害をそれぞれに当てはめると、
・月経…日中の眠気
・妊娠中…日中の眠気や不眠
・出産後…睡眠不足
・閉経…不眠
(※個人差はあります。これら以外にかかってくるストレスや、日常生活での負担等で出現するものは変化します。)
それぞれに関与するホルモンは
「エストロゲン」「プロゲステロン」というホルモンです。
・エストロゲン
子宮に作用するホルモンですが、皮膚や筋肉、骨、脳の働きだけでなく、自律神経の働きにも関係します。
・プロゲステロン
体温上昇させる働きがあり、妊娠時に大きく関係してきます。
年齢でもこのホルモンの分泌率が変化するため、月経や妊娠など関係なく乱れやすくなります。
この2種類のホルモンバランスが乱れることで、
・自律神経が乱れる
・脳に疲労が溜まる
・身体の体温の乱れる
・内蔵に負担がかかる
といったことが起こり、結果として不眠症となる場合があります。
更年期の年齢になってくると、上記のような体内のバランスの乱れに合わせ、他の原因も関連しくるので、この年代の約半数の人が不眠症を発症すると言われています。
更年期症状の、のぼせや発汗に合わせ、お子さんのことや夫婦関係などといったご家族がらみで、不安やストレスを感じることでなってしまう人が多いと言われています。
これらがきっかけで不眠症になってしまっても、そのまま諦めてしまうのはまだ早いです。
食事で栄養バランスを整えてあげたり、運動をすることで適度な疲労感とストレス発散をすることで、改善される方もいらっしゃいます。
日常のお風呂でもしっかりと湯船に浸かり、内臓の温度を温めてあげることでリラックスしやすくなり、睡眠の質は上がります。
こういったセルフケアはたくさんあり、一人一人に合う方法もあり、その方法を知らないがために悪化していっている人がほとんどです。
以下のページで、皆様に合った簡単なセルフケアをお伝えしていくので参考にしてくださいね。
セルフケアその2