ストレスと冷え症の意外な関係
・いつも冷えを感じる
・指先や足先が冷たい……
・靴下は常に2枚履き
・人に触れたとき『氷みたい』といわれる
そんな経験はありませんか?
冷え性にお悩みの女性は多いですよね。
どうして身体は冷えるのか?
冷え性とは、手や足など身体の一部の血流が悪くなって冷えることです。
冷えの原因には大きく分けて、
血行不良
運動不足
自律神経の乱れ
があります。
血行不良による冷え性には、心臓や動脈硬化などの循環器系のトラブルも含まれます。
運動不足はもはや社会問題ですよね。仕事は一日デスクワークで、休みの日もテレビを観たりして過ごす方は、筋肉も少ないですし、心肺機能も低下しています。
さらに、ストレス社会といわれる現代では、心因的な要因で自律神経が乱れてしまう事もあります。ストレスで緊張状態が続くと、血管が収縮して血流が悪くなるため、冷えを感じるのです。
ストレスにもいろいろあり、心のストレス、肉体のストレス、内臓のストレスなど現代人は日々ストレスと戦っています。
ストレスによる冷え症
ストレスが蓄積する事で、体をコントロールしている自律神経は乱れます。
当然体温調整も上手く働かなくなりますよね。
ストレスと聞くと、自分には関係ないと思うかもしれませんが、
・睡眠不足
・暴飲暴食
・運動不足
・脳疲労
は知らない間に蓄積されていきます。
一番気をつけないといけないのは脳疲労です。
あなたの無意識の状態でも脳はフル回転に働いていると言われています。
特に負担になるのは、考え事です。
「あれなんだっけ?」と思って
ある瞬間に「そうだ!○○だ」と思い出す経験は誰にでもあると思います。
現代は情報社会なので、いろんな答えの無い情報が多く飛び交っていますよね。
「あの人の名前なんだったかな?」
「あの県の有名な食べ物なんだっけ?」
「あの店どこにあるのかな」
など、答えを見つかるまで脳は働いてくれています。
ストレス性冷え性を改善するには、思い切って休んでみよう!
現代人にとって、何もしない時間というのは苦痛かもしれません。
移動中はスマホをさわり
音楽を聴き
家に帰ったらテレビを観ている
といった生活から、思い切ってシャットダウンしてみましょう。
初めは暇を持て余すかも知れませんが、
情報を遮断して、脳を休ませてあげることも必要です。
あなたの変わりはいない
AIやロボットの時代が迫ってますが、今のところ、あなたの変わりはあなただけです。
がんばっている自分をたまにはいたわってあげてくださいね。
体に流れている血液の量は一定です。
もし、あなたの手や足が冷えているなら、
他の部分に血液が足りていないからと考えてもいいでしょう。
生命を維持するために必要な
胃や腸や脳、心臓といった部分が悲鳴を上げているかも知れません。
たかが冷え性と甘く見ないで、自分の体の声を聞いてあげてくださいね。